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2012年3月16日金曜日

ラパス~コロイコ デスロードツアー

3月16日

デスロードツアーに参加.

この物騒な名前の道は, ラパスとコロイコという街をつなぐ崖道.
道幅が狭く, 雨季には道がぬかるむため, 大型バスが谷底へ転落することもしばしば.
過去には年間200人もの死者を出していたという.

2006年からは新しい道ができたため, デスロードは現在使われていない.
このデスロードを自転車で行こうという酔狂なツアーだ.

ツアーは宿で申し込み, 499ボリビアーノ(約5,700円)
このほか, デスロードへの入場料が別途25ボリビアーノ(約290円)必要.
ツアーの主催社はBARRACUDA (公式サイト).
この分野では2番手の会社のようだ.

デスロードツアーの草分けはGRAVITYという会社で, 高価だが定評がある(750ボリビアーノ).
BARRACUDAは, ここのマウンテンバイクを買い取って使っている.
この2社は今までには一度も死亡事故がなかったらしい.


7:30 出発. 宿まで迎えに来てくれる.
ラパスの町並みを眺めながら, サイクリング地点まで車で移動.

途中の休憩所で, 朝からフライドチキンをむさぼる.
10ボリビアーノ(約110円)
50分ほどで開始地点に到着.
ブリーフィング(説明)と, 試運転.
フル・サスペンションで乗り心地の良いマウンテンバイクだ.
最初はコンクリートロード.
靄の中を進む.
1時間ほどサイクリング.
ちりんちりん.
試運転が終了し, いよいよデスロードに向かう.
ワイパーは手動.
10:30 "ハイ, ここからデスロードです. 落ちたら助かりません."
黙って崖下を見つめるフランス人.
視界が悪い.
大丈夫かしら.
道には大小さまざまの石がごろごろ.
こぶし大の石はベイビー・ヘッドと呼ばれており, これが危険.
タイヤを大きく滑らせることがあるのだ.

いざ, 出発!
道幅は自転車には十分な広さ.
スピードを出しすぎなければ問題ないと思われる.
(それでも慣れてくると, ほとんどの人はスピードを出したがるのだが...)
眺めも良い.

小さな滝


川を渡ることも.

十字架
ここの死傷者へ捧げられているのだろうか...
途中, 何度か休憩などもある.
常に車が付いてきてくれるので, 衣類の調整や水分補給も簡単.
十字架再び.
標高4,700メートルから1,100メートルまで下る.
途中で靄が晴れ, 気温が上がってくる.
目的地のヨローサは常夏の気候なのだ.

4時間ほども走れば到着.
途中, 登りも少しあるため, ある程度の運動は覚悟しておくほうが良い.
また, 道が平坦ではないため手首には負担がかかる.
最低限, フロントサスペンションが付いた自転車をお勧めする.

なかなかの景色.
ラパスでは見かけなかった, 花が咲いている.

危険ついでにヨローサでZip The Flying Foxも体験 (公式サイト).
滑車にぶら下がり, 極太のワイヤーに沿って滑り降りるアトラクション.
スピードはそこそこ速いので, スリルと景色が楽しめる.
180ボリビアーノ(約2,100円)
インストラクターさんたち.
向こう岸まで10秒ほどかな?

すいー
3回ほど滑り降りて終了.
眺めがよく, なかなか楽しめた.
同様のアトラクションは各国にあるが, 私が見てきた中ではボリビアのものが最も安かった.

 
ツアーにはプール(天然の川)も付いている.
滑車のアトラクションに参加しない人は先に入っている.
流れが非常に強く, あまり泳ぐには適していなかった...
プールから上がると, 昼食.
パスタ.
ツアー料金に込み.

ツアーでは, この後自動車に乗ってラパスまで戻る.
私はコロイコに滞在したかったため, ここでツアーを離脱.
(事前に相談し, スーツケースも持ち込んでいた)

コロイコまでタクシーで40ボリビアーノ(約460円).
"Welcome to Paradise (天国へようこそ)" 

宿はCAFETAL.
シングル一泊50ボリビアーノ(約570円).
Wifi, タオル無し.
トイレとシャワーは共同, シャワーは水.
静かで落ち着いた宿なのだが, 中心地から遠いのが難点.
室内
部屋の中に蛇が出た...
プール付き

眺めは良い.
(食事は別料金)

ボリビア・カラーの帽子をかぶっていたら宿の人からメッセージが.
"USTED MUY BONITO y MUY LINDO"
"あなた, とってもきれい, お似合いよ" といったところだろうか.
ナミビアに続きボリビアでも, もてもてですな.
メッセージをくれた宿の人たち. 英語は通じないが, とても親切だった.

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