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2011年12月31日土曜日

ロンドン着 盗難事件


12月31日

ロンドン 6:50着

為替レートをチェックする.
なかなか悪い.
往復の両替をすると, Sell と Buyのスプレッドで22%ほど消えることになる
(ユーロの例, 1.07 / 1.38 * 100 = 約78%)
ヒースロー空港内での両替はおすすめできない.



さて, ヒースロー空港のイミグレーションには長蛇の列ができていた.
こんな時こそファストパスの出番!
ビジネス, ファーストクラスのお客さん用のイミグレーションレーンがあり,
機内でもらったチケットを見せると素早く通ることができる.
専用レーンは, 他のレーンの5分の1ほどの待ち人数.

...だが, 窓口の数(処理速度)は6分の1だ.
結局, ほとんど同じ待ち時間で入国審査に至る.

ヒースロー空港の入国審査は他の国に比べて厳しかった.
何日の滞在か, どこの国からきて, 次はどこへ行くのか, どこに泊まるかなどを聞かれた.
滞在ホテルは決めていなかったので, 「ロンドンで探す予定」と
正直に述べたが, 問題なかった.


さて, 入国審査後に荷物受取り(Baggage Claim)で荷物を待つ.

出てきた荷物がこちら.
鍵が壊されている...

最初は空港職員によるチェックかと思ったが, 中身を調べると
現金, カメラ, 家の鍵などが無くなっている.

盗難事件である.

無事だった現金はジンバブエドル (封筒は破られている)
さすが泥棒, 価値をよくわかっている...
でもカメラはナミビアで壊れたやつだけどね!
あわてて荷物サービス所へ.
ここではレポートの作成(どの便で, 何が盗られたか) ができるほか,
必要であれば代わりのスーツケースをもらえる.
スーツケースは容量があまり大きくなく, 使いにくそうだったので当面は
今のスーツケースに南京錠を付けて使う.

中身の保障や代替スーツケースについて詳細を尋ねたが,
月曜 (1月2日)にカスタマーサービスのほうへ電話してくれとのことで, 話が進まない.
非常事態(Emergency)だと言ってみたが, 涼しい顔をされる.
....よくあることなのだろうか.
SITAのレポートによると,
2008年1月-10月の1000人当たり, 14.3個の荷物が紛失しているらしい.

仕方がないので, レポートのみ作成してもらう.

なお, この後4日間ロンドンに滞在し電話にて交渉することになるのだが,
結論としては,
 -中身は一切保障されない
 -スーツケースに関しては購入代金を限度として代替品に支払う.
 (新しいスーツケースを買い, 領収書を送ると壊されたスーツケースの
  購入代金分までは支払われる. 超えた分は自腹)

という形であった.

中身に関しては海外旅行保険(損保ジャパン)に加入しているので, そちらに電話し
 -現金は保障されない
 -物品は購入時の代金から減価償却分を差し引き, 補償する
という回答を得た.

減価償却というのは,  ある品の時価を耐用年数に従い差し引いていく制度である.
例えばカメラの耐用年数が10年とし, 3年前に50,000円で購入したとする.
1年あたり5,000円が差し引かれていくので, 今の価値は50,000 - 3×5,000 = 35,000円.
このカメラを紛失, もしくは盗難された場合, 35,000円が保障されることになる.

保険会社への申請の際には航空会社が発行した事故証明書が必要になるので,
航空会社に発行してもらうこと.


反省点としては, 家の鍵と現金はいれておくべきでなかった.
貴重品と, 盗られて困るものは必ず手荷物として機内に持ち込もう.
旅行の際には常識ではあると思うが油断した...
(家の鍵については, 実家に連絡し, 交換してもらうことにした)

また, トランジットにすると事故の確率はどうしても上がる.
リスクを踏まえ, 面倒でも各空港で受け取るかどうか判断してほしい.

ブリティッシュエアウェイズの対応については, 特に懇切丁寧とは思わないが
規定通りに行動していると感じた. きちんと証明書も発行してくれそうだ.
(保障などについて約款を確認したわけではないのだが...)
このため, 意識して避けるべき航空会社だとは思わない.


よりひどい目に合っている人もいる...
世界一周ブログ > 盗難被害にあいました


スーツケースに南京錠を付け, 旅を続ける.

ヒースロー空港
大晦日で, みなさん何となくせわしい感じだった.
ブリティッシュエアウェイズのアライバルラウンジへ.
メインロビー
スタイリッシュな造りだ.
インターネットルーム
もちろんWifiも使えるので, イギリスでの予定を大幅に見直し.
当初は湖水地方へ行こうと思っていたのだが, 航空会社との
交渉があるためロンドンに滞在することにする.
(オフィスに直接行くかもしれないと思っていた. 結局行かなかったが.)

マッサージが無料で受けられる
朝食が食べられる
ハム, ソーセージ類や果物がそろう.
シリアル. (コーンフレーク等)

アライバルラウンジは14時に追い出された.
もともと午前中に到着したお客さん用のようだ.

空港近くのホテルを予約したので, タクシーに乗る.
近いから安いと思っていたが, 28.6ポンド (うち荷物料金2.4ポンド)かかる.
約3,400円 油断した...

泊まったのはラマダホテル (Ramada London Heathrow Hotel)
一泊 10,471円で, 大晦日はどこも値上げをしているようだった.
ここも, 安い時期は6,000円程度.

とにかく空港から近いところにしたかったことと, ある程度の高級ホテルなら
大晦日 / 新年パーティがあるのではないかという読みがあったのだが,
全くそういうことはなかった...
ビジネス客向けの高級ホテルといった感じ.
インターネットは有料 (1日使い放題で, 約10ユーロ)
お風呂がぴっかぴかだった.
久しぶりに湯船に浸かった.
二重窓
ロンドンは寒いので, いい配慮.
結局, 夕食も食べずに寝てしまった.


2011年12月30日金曜日

ジンバブエ~ヨハネスブルグ ブリティッシュエアウェイズ ビジネスラウンジ


12月30日

本日は移動日.

本日のルート

より大きな地図で ジンバブエ~南アフリカ~イギリス を表示

世界一周航空券で南アフリカ(ヨハネスブルグ)からイギリス(ロンドン)への飛行機は手配済み.
ヴィクトリアフォールズからヨハネスブルグまではかなり距離があるため,
飛行機で行くことにする. 225USドル(約18,000円)
 
他の選択肢としては, ザンビアのリビングストン空港から
ヨハネスブルグまで1436R (約13,500円)のフライトがあった.
このフライトを利用できないか調べた際に, ザンビアのビザについて
わかったことがあるので記載しておく.
以前は, ジンバブエからザンビアに渡る際に, Jollyboys Backpackers
という宿がビザパッケージを用意していたのだが, 今はなくなっているという事実である.

直接問い合わせた結果, 3年ほど前(2008年ごろ)に法律が変わり,
今は使えなくなっているとのこと.
現状, ザンビアへのシングルビザは50USドル, ダブルエントリービザは80USドル必要である.
以前は25USドルでザンビアVISA代, 送迎, 食事2回, ビール1杯、2泊分の宿泊費を
カバーしていたらしいのだが, 残念だ...

さて, あまりお得にならないので, ヴィクトリアフォールズから直接飛ぶことにした.
15USドルで宿から空港までのタクシーを呼んでもらう.

乗合タクシーのため, ヴィクトリアフォールズホテルで他の乗客待ちをする.
せっかくなので写真撮影.
1904年創業とのことなので, 100年以上続いている歴史あるホテルだ.

中庭からはヴィクトリアフォールズ橋が見える.
 調度品. 格調高い.
快適そうなホテルだ.


ホテルから15分ほどでヴィクトリアフォールズ空港に到着.
チェックイン時に, 南アフリカへの入国なしのトランジット(24時間以内の乗り継ぎ)に
してくれるよう頼む.
トランジットになれば, 世界一周航空券の代金で支払った空港使用税が
返ってくるだろうという予想があった.
香港空港でのリファンドの例
また, イミグレーション+エミグレーションには時間がかかるため,
これらをスキップしたいという目的もあった.


チェックイン後, エミグレーション. 極めて簡単だった.
パスポートの顔写真のページも開かずにスタンプをポン.
いいのだろうか....


搭乗ロビー
明らかに乗客に対して椅子の数が足りていなかった...
なんと, 無料でネットが使える.
電波も良好だった.
ブリティッシュエアウェイズ(British Airways)
ヴィクトリアフォールズ空港 13:55に発. ほぼ時間通り.
15:00ヨハネスブルグ着,予定より30分程度早い.
乗り継ぎのため, チェックインカウンターへ行く
ところが...
British Airwaysのチェックインカウンターがいつまで経ってもオープンしない.
結局, 2時間以上待たされてチェックインした.
(優先チェックインカウンターなどはなかった)
待っている間に別のことをしていたら, 
空港使用税のリファンドについて聞くのを忘れてしまった...
待っている間, ネット接続を試みたのだが
南アフリカの空港は有料制だ. 30分 30R (約290円) 安くはない.
免税店. アフリカ土産がそろう.
ダチョウ (Ostrich)
Don't touch me!
南アフリカからイギリスまでは, 世界一周航空券のビジネスクラスに乗るため,
ラウンジが使える.
ロビー
新聞, 雑誌
ドリンクバー
一杯だけお酒をいただく.
焼き野菜がおいしい. 旅行中は野菜不足になりがちなので,
野菜, フルーツを摂取する大事な時間だ.
シャワーもある.
使ってみた.
久しぶりのお湯だ. 生き返る.

もちろんネットも使える.
搭乗までの数時間, 行先のロンドンについて宿や観光名所の調査.


21:30 飛行機に搭乗
座席 向かい合うような形になっている.
通常状態(左)  ほぼフルフラット(右) 少しだけ背中に角度がある.
十分に寝られると思うが, キャセイパシフィックの機体のほうがよかった. 対面式だと, 向かいの人との会話などにけっこう気を使うのだ.
また, 窓側の座席からトイレに出るためには, 人をまたぐ必要がある.

アメニティ
夕食


ミニバーが用意されている.
夜中にお腹がすいたら食べにいける.
朝食

入国カードとアライバルラウンジ, 入国審査のファストパスをもらう.
これはうれしいサービス.
ロンドン6:50着
まだ夜の装い. 夜景が綺麗.
お願いしたらコックピットを撮らせてくれた.
パイロットさん, お疲れ様でした.


 

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